「看取りについて考える」をテーマとして、第1ラウンド(事例から見える看取りについて感じたこと)、第2ラウンド(職業人としての終末期(看取り)ケアのかかわり方について)、第3ラウンド(自分はどういう最期を迎えたいか)について活発な意見交換ができました。
研修会の様子
第1回多職種連携(顔の見える関係づくり)研修会
アンケート結果
名 称: | 第1回多職種連携(顔の見える関係づくり)研修会 |
開催日時: | 平成29年9月22日(金) 18:45~20:45 |
開催場所: | 小諸市 JAベルウィンこもろ |
参加人数: | 138名 (小諸市:91名・軽井沢町:20名・御代田町:14名・立 科 町:13名) |
【アンケート提出者全体の回答数分布】(回収率92.02%) |
地域別参加者
職種
【その他内訳】
医師:5名、歯科医師:5名、主任ケアマネ:1名、管理者:2名、行政:6名、保健師:8名、歯科衛生士:4名、作業療法士:1名、社会福祉士:2名、理学療法士:2名、相談員:1名、MSW:2名、訪問看護師:1名、事務:1名、無回答:1名
医師:5名、歯科医師:5名、主任ケアマネ:1名、管理者:2名、行政:6名、保健師:8名、歯科衛生士:4名、作業療法士:1名、社会福祉士:2名、理学療法士:2名、相談員:1名、MSW:2名、訪問看護師:1名、事務:1名、無回答:1名
研修会は有用だったか?
【記述回答部分】
有用だったの意見(抜粋)
- 多職種の方と話が出来た。(同意見、他9名)
- 多職種の考え方、価値観が聞けて自分の気づきがあり、有意義な時間だった。(同意見、他25名)
- 多職種で共感できる意見を沢山交換することができた。(同意見、他7名)
- 顔の見える関係の良さ、効果が実感できた。(同意見、他7名)
- どういう最期を望んでいる人が多いか? どのように看取ってあげるのがいいか?
- いろいろな視点で看取りについて考える機会だったと思います。
- いろいろな思いを感じた。
- 介護現場での看取りのサポート(精神面)の状況を知る機会となった
- 改めて看取りについて考えることが出来ました
- 多職種の方の話を色々聞くことができた。(同意見、他3名)
現在の職種で在宅医療での看取りのかかわりがあるか?
多職種間で連携をとることができているか?
多職種間の課題や解決策について、話し合う場を希望するか?
多職種間での研修会の形式はどのようなものを希望するか?
【記述回答部分】
1. 勉強会・学習会の内容について
- 難病系
- より良い連携の取り方
- 専門家の話
- ご家族とのかかわりをどうするか
- ワールドカフェ(よかった。これなら仕事の後もなんとか参加できる)
- どのような形でも
【記述回答部分】
研修会に参加しての感想、多職種連携に関する課題・要望等の意見
研修会の内容についての感想等
- このような研修会は初めて参加します。いろんな職種の立場から話が聞けて良かったです。
- 第1回でしたがとても有意義な研修会であったと思います。
- 多職種の方と顔合わせができて有意義だった。
- いろいろな意見が聞けて楽しかったです。
- 多職種の方のそれぞれの意見を聞くことができ、とても有意義のある物でした。
- 様々なお話を聞くことができ、刺激になった。
- 他の方の話しも参考になった。又、自分を見つめなおす機会にできたらと思う
- いろいろな立場からの意見や思いが聞けて勉強になりました。熱い思いをもって働いている人が多くいることを知り、良かった。
- 多職種の方の意見とても参考になりました。
- オープンな話し合いが出来てよい時間が過ごせた。
- ワールドカフェは楽しくできました。
- 講演会や学習会もとても勉強になりますが、このようなグループディスカッションは、自分の思いも話が出来、他の職種の方の話しも聞けてとても楽しかったです。
- 結論を出さないところがよかった。自由に話すことが出来てよかった。
- ワールドカフェ形式は初めてでしたが、面白く学ぶことが出来ました。
- 今回のような企画は、大変有用でした。
- 看取りについて、普段あまり話し合う事のない話題で、多職種でグループワークできたことは、とてもよかったと思う。
- 専門職としてのいろいろな立場からの意見を聴けたことはよかった。
- たくさんの意見があり、考える機会となった。元気が出た。
- とても有意義な時間を持つことが出来た。ワールドカフェとてもよかった。進行役の事務局、ホストの皆さんの進め方がよかった。
- とてもたくさんの職種の人達の参加があり、有用な意見を聞くことが出来ました。ありがとうございました。
- 専門職の方々、それぞれに違った葛藤があることと再認識できて非常に有用でした。
- 本日は貴重な場を設けて頂きありがとうございました。死という事について考える良い機会でした。
- 多職種の人たちの意見、考え方に触れることができ、とてもよかった。
- 色々な立場の方々とお会いしお話ができとても良かったと思います。有意義な時間でした。重いテーマではありましたが、勉強になりました。ありがとうございました。
- 色々な話が聞けて良かった。
- 有意義な意見交換ができました。
- 楽しく学べ、何よりも顔の見える関係づくりが出来ました。
- 明るい雰囲気の中で研修会ができて、楽しく勉強が出来ました。
- 長い時間と思って参加しましたが、とても活発な意見が出たり、経験だったりと、有意義な時間を過ごせました。時間が短く感じました。かしこまらず、話しやすい研修会でした。
- よかったです。
- ワールドカフェスタイルで分け隔てなく話し合えた。
- 普段、拘わりの多くない職種、現場の方と話が来てよかった。
- 皆さんの雰囲気がよく、気持ちよく話が出来ました。
- 初めてのワールドカフェを体験できました。色々な考えを聞き参考になりました。
- 職業人として、とプライベートについて、重なりながらも答えがひとつでなく、百人百様。人の世話を受けながら最期の時を迎えたい。人のつながりの中で。
- 在宅医療の充実連携。戸々の職種での視点・想いなどの相違の気づき看取ることで終るのではなく、グリーフケアとしての継続的なかかわりの重要性、地域の方が望んでも受け皿がなければその望みに看取ってあげられない。
- ここで話し合われたこと、出された意見は、とても有意義ですが、せっかく出た意見、提案がうまく持ち帰って、改善に役立てれば・・・良いのですが、ただ、話し合う意見を出し合うだけでは・・・??
- 専門職だから出来る事、かかわるわることがあります。専門職としてかかわってはいますが、専門職以外に一人の人としてかかわることも必要な時があることも感じました。
- 医師の方も参加していただき、話せる機会となってよかった。
- 本人の希望と優先したいが、安全の為かなえられないこともある。また、死後硬直は口から始まることを教えて頂きました。とても、勉強になりました。
- 自分のこれからの生活、看取りについて少し考えないといけないと思いました。
- とても良い会でした。自分と同じ職種が少ないことが残念だった。
- 薬剤師として看取りにかかわることは少ないが、他職種の方々からいろいろな話が聞けて、これからのかかわり方について考えさせられた。
- 施設で異動があった場合のつなぎが難しいことがある。
- 看取りについて、それぞれの立場で異なる本人の意志をはっきり家族に伝えておくことの大切さを感じた。自分の家のどの場所で最期を迎えたいかはっきり伝えておく。
- 看取りについて、訪問診療の医師より医師の立場から看取りについて納得のいく看護が出来たかなどの話が聞けて良かった。
- 全県で開催しても面白いと思います。
- 少しずつ前ですね
- 薬の処方、家庭環境、自分で管理できるか等少し考慮しなければ難しい内容もありますが、避けては通れない問題で、改めて考えてみたい。
2. 連携についての意見
- 連携をとるには他の職種の方を理解する必要があると思います。そのためには、このような会がとても重要だと思いました。
- 年齢、職種の違う方と意見を交わすことができ、今後の仕事(在宅看取り含む)にいかせます。出席した方々が思っている以上に連携の必要性を理解されていました
- 職種によって、かかわり方の違いはある。だからこそ連携が必要ですね。望む最期を支えるために何が必要か?
- 各職種だから思う事、考えることを知る事ができた。真剣に自分の最期を考えたことがなかったが、どうしていきたいか等、考える機会になった。
- 一人ひとりにかかわるという事に対して、自分がどう感じていたか、思い返すことが出来ました。悩むことの方が多いが、たくさんの方と悩むことで、楽しんでいこうと思いました。
- 多職種連携を持つことで、自宅での看取りが出来れば、地域で安心して暮らせると思いました。
- 心の緊張がとれた。心強い仲間がいると再確認した。
- 多職種間の連携があってこそ、終末期を迎えた方の家人や周囲の支えている人たちが、落ち着いてより良い看取りが実現できるのではないか。理想の看取りなんかなく、その人、その人の生き方が集約した最期を周りが追求し、支え合えたらと思う。
- 医療との連携はとても大切と日頃から感じていますが、医師との円滑な連携のあり方・・・どうすればと・・・不安に思います。
- 多職種の方との顔の見える関係という面で言えばよかったかな?と思います。これを普段の業務に活かされるのか?というと、まだ遠いのかな?という印象でした。
- 医師、民間企業、より多くの方と多職種連携できたら良いと思いました。
- 医療との連携が難しいと常に感じていました。看取りがテーマでしたので、医師、訪問看護の意見をもっと聞きたかったと思いました。
- この地域で介護、医療の仕事をしている方は多いと思います。「連携」というワードに関心のない人もいると思います。その人たちが一人でも関心をもってもらえるように何か発信できればと思います。
- 看取りには、様々な人がかかわることを再確認した。患者及び周囲が最期を受け入れて納得できることが、一番と感じた。そのための方法はオーダーメイドになるので、どう介入していくのか、どう連携して行われるかが、必要だと思った。
- 正直、おそるおそる参加しましたが、気取らず、正直に話せたこと、有用な時間を共有できたことが、「あ、あの方に相談してみようかな」という連携の第1歩になったように感じます。
- 業務連携の点を考えるうえで、テーブルを同じ市の事業所等などの皆様と一緒にして頂けて良かったと思います。ありがとうございました。
- それぞれの職種が連携する認識がないと連携はできないのでは?必要な支援がパターン化してないですか。多職種の枠を決めてないですか。栄養士は病院、施設だけでなく、地域にもおります。声をかけてください。
3. 開催希望についての意見
- ワールドカフェよかったです。何回か開催してほしい
- ワールドカフェ方式、とても良いですね。たくさんの知り合いが増えました。いろいろな意見を聞くことが出来ました。また、行ってください。
- 今後もこのような機会があればまた参加させていただきたいと思います。
- 新しい(ワールドカフェ形式)試みがとても楽しくそして、勉強になりました。また、参加したいです。
- 多職種の方と顔を合わせてしっかり自己紹介もできたりと話ができとてもよかった。もっと回数を重ねて参加したいと思います。
- 本日の研修会はとても多くの意見が交換出来て良かったと思います。初めてワールドカフェに参加しましたが、次回もあれば、参加したいです。
- 顔の見える関係づくりはとても大切だと思います。今後もこのような関りを持ちたいと思います。
- 今回、初めて多職種連携研修会に参加しました。職業柄、看取りにかかわることがほぼないので、どのようなディスカッションを行えばよいか分かりませんでしたが、今回の研修会では、他の職業の方々がどのような思いで看取りを行っているのか知ることが出来、自分にも何かできることがあるのではないかと考えることが出来ました。これからもこのような研修会があれば、積極的に参加したいと思います。
- 何回か持つことが有用な気がする。
- 何回も継続できるといいと思います。
- 他職種の方と会話する機会があり、とても楽しく過ごせました。サンドイッチとお菓子も美味しかったです。ごちそうさまでした。今後も定期的に開催し、多くのスタッフにも参加してほしいと思いました。
- 顔の見える関係づくりとは一時的なイベントであってはならないと思います。今後の継続と職種間の深い結びつきの構築のために頑張ってください。今日はありがとうございました。
- とても楽しくてよかった。自由に発言できるし、結論を出すわけじゃないし、またやってみたい。
4. 運営に対しての要望
- 先生(ドクター)の話しも聞きたかったです。
- 夜の研修ではなく、昼の研修でお願いしたいです。
- もっと気軽にNet4Uを使えるようになれば、(考える会とかどうでしょう?)
- 事例の中から自分の考えを話し合いたい。
- 多職種のそれぞれの看取りでかかわれることをもっと知りたかった。
- Net4Uの利用事例が見たいです。
5. 運営についての意見・感想
- 多職種が顔を合わせて意見交換をする機会を作っていただき感謝します。
- 企画、計画ありがとうございました。
- 堅苦しくない雰囲気でよかったです。お知り合いになる機会を作っていただきありがとうございました。
- とても楽しかったですまた、ぜひ参加させてください。ありがとうございました。
- とても良い時間でした。ありがとうございました。
- とても楽しく死について意見交流できました。設営皆様感謝
- この地域に多くの方がおられることが分かり多様な看取りを考えることができました。ありがとうございました。
- スムーズな進行でした。ありがとうございました。
- これだけの大勢の参加者がありながら、とても、スムーズな会の進行お疲れ様でした。
- 食べ物があるというのは、とてもいいことだと思います。場が和みました。