令和元年度第3回多職種連携研修会

令和元年度 第3回多職種連携研修会

アンケート結果


名 称: 令和元年度第3回多職種連携研修会
開催日時: 令和元年11月2日(土) 14:30~17:00
開催場所: 小諸市 小諸グランドキャッスルホテル
延べ参加人数:

73名

【アンケート提出者全体の回答数分布】
参加者の所属

職種

地域住民や関係者にACP普及の必要を感じますか?


事例を通して、ACPが実現されるプロセスのどこに障壁があり、どんな課題があると思いますか?
【その他の意見】

  • 自分がまだしっかりこのことが他人に伝えられる自信がないこと(保健師)
  • ケアプランではなく、ACP、ADに対しての文書(ケアマネ)


今までに、ACPが実現できたケースはありましたか?
【「ある」と答えた方のケース】

  • 要介護者の担当者会議でケアマネ中心に(歯科衛生士)
  • チームが統一できた(MSW)
  • 現在進行中ですが、介護サービス事業所(訪問看護、ヘルパー)やケアマネからの声で、訪問ドクターに相談。担当者会議にてDrからの病状説明から始まり、ご本人や家族の意向を確認していきました(ケアマネ)
  • 薬局のスタッフが実現して、家族、親族が納得して看取りができそうです(薬剤師)
  • 現在進行形のケースですが、医療、介護、障害、保健、包括で作るチームを作って情報共有しながら進められている事(行政保健師)
  • 本人の意思がはっきりしていて、家族も理解、受け入れができ、チームでケアできた(ケアマネ)
  • ケアマネとして、関わる以前から本人、家族間でリビングウェルについて話し合いがなされていた。本人も書に残していた。数年で認知症状が強くなり、また、癌発症で90台半ばに家族と相談後自宅で介護サービス、医療サービス連携で、負担、不安を軽減しながら過ごし、穏やかな終末となった(ケアマネ)
  • 家での看取りを決め、医療替えも行い、緩和ケアを行った。多職種で連携し、家族に囲まれ最期を自宅でチューブも1本もないまま迎えられた(ケアマネ)
  • 化学療法を止めて緩和ケアを選択したところから支援開始している。医療替え、家➡施設での看取りを選択され残り数ヶ月の支援中(ケアマネ)
  • ケアマネからの入院時の情報提供で本人が「在宅看取り」を希望していたことを聞き、患者が終末期になった際に、家族の協力と支援チームの素早い対応で、自宅退院につながった(MSW)

【「ない」と答えた方のケース】

  • まだ、勤め始めて1ヶ月なので(MSW)
  • 自分の知識不足、発信不足(包括ケアマネ)
  • まだ、私達が勉強段階でどのように病院で進めて行けばよいのか検討を重ねる必要があります。その後は、どのように地域住民に周知していくのか課題ばかりです(MSW)
  • ACPの意識がなかったこと(薬剤師)
  • 家族の希望が優先してしまう(薬剤師)
  • ACPに対する理解度が低かったため、もしかしたら、相談があったかも知れないが、単なる「世間話」として処理していたかも知れない(薬剤師)
  • 本人へ意思の確認、ACPの理解してもう事が不十分だった(介護福祉士)
  • きっかけ、働きかけが重要だと感じました(介護福祉士)
  • 前もって、本人の意思を確認するチャンスがない(薬剤師)
  • ACPの実現がされていない(介護福祉士)
  • ACPへのまだ理解がない(薬剤師)
  • 認知症の方、本人の意思が明確ではない。家族の意向に沿って対応していたが、家族もACPのことを理解していたかわからない(介護福祉士)
  • 国民性として「死」に向かう課題につていの話をすることが、積極的に話ができるよう、普及(ACP)活動が必要(病院看護師)
  • 介護と医療の連携が図らてれいない。同じ目標をもっていない。病院は、退院が目標であり、在宅の視点を持っていない、持ってくれない(包括保健師)
  • しっかりとしたACPと言えないものだったから(訪問看護)
  • 薬剤師という立場でACPを意識して話をしたことがなかった(薬剤師)

今までに、ACPが必要と感じた事例について教えてください。

今後、ACP普及のために必要なことは何ですか?
【その他の意見】

  • 私のできる事としては、ACPというものを知らない人に知ってもらうことでしょうか(薬剤師)
  • 5年日記のような感じのACPノートを作成すると節目や環境での考えの変化や時期がわかるのが感じた(ケアマネ)
  • 業務の中でのACPを意識して働く(MSW)


本日の研修会についての感想を記入してください。
  • まだ、実践的な仕事もしていない時期の研修会でしたが、これから業務を行うにあたり、考えていかなければいけないとこと、今後の課題など少し理解できました。まだまだ勉強不足なので勉強していきたいです(MSW)
  • ACPを表面上でしか知っていなく、今回の研修でとても勉強になりました。ACP≒ALPであることも研修を通して実感できました(MSW)
  • グループワークを通じてできるだけ早く、ACPの話をしていくことが重要と実感できました(薬剤師)
  • 大変良かったです。ありがとうございました。(包括ケアマネ)
  • どのように地域に広めていかれるのか、皆で考えたいと思います(包括ケアマネ)
  • ACPは、医療的処置のことを決めておくものとの認識が強かったが、普段の業務で知らず知らずやっている場面もあったと気付けた(包括ケアマネ)
  • 職種に限定せず、関わる支援者や家族、友人や色々な人間関係の中で、日常的に会話に出せるようになるといいなと思う(包括ケアマネ)
  • 自分の職種(薬局)ができる事として、日常から患者さんと何げない会話の中で何を大切にしているか等、ACPに繋がる事を話してみたいと思います(薬剤師)
  • ちょうど今晩、地元の婦人会の食事会もあるので、ちょっと話してみようと思います(薬剤師)
  • PS:前回の先生の講演会のご挨拶の時、本町のそば七での看取りの話をされたおかみさんから、その亡くなられた方が、筋萎縮症の若い女性で、ヨーロッパだったか北欧で安楽死をされた方だったことを伺いました。何かとても深い縁を感じます(薬剤師)
  • とても有意義な研修会でした(薬剤師)
  • 自分自身の死生観ってどうなのだろうか?と考えてしまいました(ケアマネ)
  • その人その人に死生観があると思いますが、日本人はそのことを考えたり話題にする機会は少ないように感じます。まずは、自分がどうしたいかを考えてみたいと思います(包括ケアマネ)
  • 事例のプロセスを通じて、ACP実現に向けての困難点がわかった(社会福祉士)
  • 今回の研修を地域や職場に還元していきたい(社会福祉士)
  • ケアマネとして、受傷した方に対して、いつ、どの段階でACPをきりだすのか?悩んでいますが、なんとなくイメージがつかめました。主治医の先生とも連携をとり、取り組んでいきたいと思います(ケアマネ)
  • ACPについて、家族、自分に置き換えて話し合うきっかけ作りをして、健康のうちから話をできる環境づくりが必要だと感じました。(介護福祉士)
  • 今まであまり具体的に考えてこなかったが、ACPの概念をもっと患者さんに対応してきたい(薬剤師)
  • とても、具体性があり、今後、自分がかかわる高齢者にうまく活用できるような、説明、説得に活用できる項目がたくさんありました(ケアマネ)
  • 改めて、多職種との連携を図っていくことがケアマネジメントには重要だと感じた(ケアマネ)
  • ACPについて、プロセスを学ぶことができ、意思決定の重要さ、また、難しさを学ぶことができた(介護福祉士)
  • 初めてACPの話を聞きました。介護としてどんなことができるのか考える貴重な時間と体験になりました。(介護福祉士)
  • 現場で日々高齢者と関わっていると、病気に対して本人の気持ちを聞く機会があります。聞いたとき、その時のことだけで終わっていましたが、それを記録に残していくのがいいのかもしれないと思いました。ただ、記録したもの(本人の気持ち)家族や医療につながらないまま亡くなってしまうケースもあり、その時聞いた思いは、どうすれば家族や医療に繋げれれるのだろうと考えさせられました(介護福祉士)
  • このACPの研修会はとても勉強になりました。難しい課題ですが、老人介護の関係には、あればとてもよいと思いました(介護福祉士)
  • ACPについて本人と話をするタイミングの難しさを感じたが、在宅生活を支援するにはとても大切だと感じました(ケアマネ)
  • アセスメント内容、方法、タイミング等考えていかないといいと思いました(栄養士)
  • ACPに限らず、どう対応していけばよいか考える参考になりました。ありがとうございました。(栄養士)
  • 患者が何を大切にして生きてきたか、これからどのように生きていきたいかを入院中の関りの中で、意識して聞いていきたいと感じた(MSW)
  • MSWからこと聞くことのできる、これまでの生活歴などを時間をかけて聞き、その人の大切にしていることを、他の医療者に繋げていけるような役割を果たせるようになりたい(MSW)
  • ACPは本人の状況にあった、話の内容がある。本人がどう人生を過ごして生きたいかを聞き出す。信頼関係を築くところから始めていきたいと思います(包括保健師)
  • グループワークで様々な意見を聞くことができた(訪問看護)
  • まず、ACPということをよく知っていなかったので、普段の業務で意識できていなかった。今後、ポスターなどを薬局に掲示するなどやまずは、薬だけでなく、副作用についての説明から、今後の話など将来についてを元気のうちかに考えて頂くきっかけを作っていきたい(薬剤師)
  • われわれもACPへの理解も必要だが、一般の方も理解してもらう必要がある。ポスターなどの掲示などができたらと思う(薬剤師)


質問がありましたらご記入ください。

  • 研修をして、今後、何が小諸市として取り組んでいく方向でしょうか(包括ケアマネ)
  • 現場で日々高齢者と関わっていると、病気に対して本人の気持ちを聞く機会があります。聞いたとき、その時のことだけで終わっていましたが、それを記録に残していくのがいいのかもしれないと思いました。ただ、記録したもの(本人の気持ち)家族や医療につながらないまま亡くなってしまうケースもあり、その時聞いた思いは、どうすれば家族や医療に繋げれれるのだろうと考えさせられました(介護福祉士)
  • 「ACP=終末」(重い)というイメージがあります。事例として、「終末だけでない」とうものはありますか(栄養士)
  • 自分は何を大切に思い、人生を過ごして生きたいのかという骨格作りが必要だと教えて頂きました。東京での連携作り、それぞれの病院や施設とどういうふうにネットワークづくりしていったのか?働きかけは行政からの発信だったのでしょうか?(薬剤師)

○アンケート結果はこちらからダウンロードできます
アンケート結果