令和6年度協議会事業 実施報告
1. 事業趣旨
2040年までに小諸北佐久地域の医療・介護の切れ目ない連携により、自分(地域住民)が望む場所で自分らしく最期まで暮らすことができることを目的として事業を実施した。
2. 在宅医療・介護連携推進事業の取組状況
(1)現状分析・課題抽出・施策立案
切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築に向け、現状の分析、課題の抽出、施策の立案を行う。
| (ア)地域の医療・介護の資源の把握 |
|
| (イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討 |
|
| (ウ)切れ目のない在宅医療と介護サービスの提供体制の構築推進 |
|
(2)対応策の実施
切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築に向け、事業検討した対応策の実施を行う。
| (エ)医療・介護関係者の情報共有の支援 |
|
| (オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援 |
|
| (カ)医療・介護関係者の研修 |
|
| (キ)地域住民への普及啓発 |
|
3. Net4Uの利用実績状況(2015年~2024年)
| 項 目 | 数値 |
| 対象患者数 | 364 |
| 登録事業者数 | 33 |
| 連携事業者数 | 16 |
4. 小諸北佐久医療・介護連携推進協議会の活動状況
(1)協議会の構成団体{順不同}
1. 小諸北佐久医師会 2. 北佐久歯科医師会 3. 小諸北佐久薬剤師会 4. 長野県佐久保健福祉事務所 5. 小諸高原病院 6. 小諸医院・小諸病院介護医療院 7. 柳橋脳神経外科 8. 軽井沢病院 9. 浅間南麓こもろ医療センター 10. 小諸市介護保険事業者等連絡会 11. 小諸市社会福祉協議会 12. 軽井沢町社会福祉協議会 13. 御代田町社会福祉協議会 14. 立科町社会福祉協議会 15. 長野県訪問看護ステーション連絡協議会 16. 長野県介護支援専門員協会 17. 長野県介護福祉士会 18. 信州訪問リハビリテーションネットワーク 19. 長野県栄養士会 20. 長野県歯科衛生士会 21. 小諸市地域包括支援センター 22. 小諸市 23. 軽井沢町 24. 御代田町 25. 立科町
(2)協議会の開催
- 第1回小諸北佐久医療・介護連携推進協議会{令和6年8月2日(金)}
- 第2回小諸北佐久医療・介護連携推進協議会{令和7年3月18日(火)}
(3)事務局会議の開催
〈年間10回開催〉4/23・5/30・6/28・7/19・8/28・9/25・10/21・11/19・12/23・1/29・2/13
〈協議内容〉
1)ICT利活用について(Net4U、ケアプランデータ連携システム)
2)人生会議動画について
3)多職種連携研修会の内容について
4)在宅医療・介護連携の課題について
5)在宅医療・介護連携に関するアンケート結果について
6)次年度の事業内容(案)について
(4)小諸北佐久医療・介護連携推進協議会多職種連携研修会開催
①第1回多職種連携研修会
| 〈テーマ〉 | 「どうする?意思決定支援」~その人の人生、その人が主人公になれるために~ |
| 〈開催日時〉 | 令和6年9月21日(土) |
| 〈講師〉 | 岩手保健医療大学 教授 三浦 靖彦 先生 |
| 〈参加人数〉 | 55名 |
②第11回口腔ケアネットワーク研修会
| 〈テーマ〉 | 気づいて欲しいオーラルフレイルのチェックポイントについて |
| 〈開催日時〉 | 令和6年11月16日(土) |
| 〈講師〉 | 松井歯科医院 理事長 松井 智 先生 |
| 〈参加人数〉 | 52名 |
③第2回多職種連携研修会
| 〈テーマ〉 | 「私たちの知らない薬剤師の世界」~その世界を知って、もっと連携に活かしていこう!~ |
| 〈開催日時〉 | 令和6年12月18日(水) |
| 〈講師〉 | 小諸北佐久薬剤師会 池田 伸也 先生・沢尾 俊貴 先生 |
| 〈参加人数〉 | 57名 |
④第3回多職種連携研修会
| 〈テーマ〉 | 「どうする?意思決定支援」第2弾~そもそも『意思決定』って何?『支援』って何?~ |
| 〈開催日時〉 | 令和7年3月23日(日) |
| 〈講師〉 | 岩手保健医療大学 教授 三浦 靖彦 先生 |
| 〈参加人数〉 | 39名 |
令和5年度協議会事業 実施報告
1. 事業趣旨
2040年までに小諸北佐久地域の医療・介護の切れ目ない連携により、自分(地域住民)が望む場所で自分らしく最期まで暮らすことができることを目的として事業を実施した。
2. 在宅医療・介護連携推進事業の取組状況
(1)現状分析・課題抽出・施策立案
切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築に向け、現状の分析、課題の抽出、施策の立案を行う。
| (ア)地域の医療・介護の資源の把握 |
|
| (イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討 |
|
| (ウ)切れ目のない在宅医療と介護サービスの提供体制の構築推進 |
|
(2)対応策の実施
切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築に向け、事業検討した対応策の実施を行う。
| (エ)医療・介護関係者の情報共有の支援 |
|
| (オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援 |
|
| (カ)医療・介護関係者の研修 |
|
| (キ)地域住民への普及啓発 |
|
3. Net4Uの利用実績状況(2015年~2023年)
| 項 目 | 数値 |
| 対象患者数 | 61 |
| 登録事業者数 | 33 |
| 連携事業者数 | 16 |
4. 小諸北佐久医療・介護連携推進協議会の活動状況
(1)協議会の構成団体{順不同}
1. 小諸北佐久医師会 2. 北佐久歯科医師会 3. 小諸北佐久薬剤師会 4. 長野県佐久保健福祉事務所 5. 小諸高原病院 6. 小諸医院・小諸病院介護医療院 7. 柳橋脳神経外科 8. 軽井沢病院 9. 浅間南麓こもろ医療センター 10. 小諸市介護保険事業者等連絡会 11. 小諸市社会福祉協議会 12. 軽井沢町社会福祉協議会 13. 御代田町社会福祉協議会 14. 立科町社会福祉協議会 15. 長野県訪問看護ステーション連絡協議会 16. 長野県介護支援専門員協会 17. 長野県介護福祉士会 18. 信州訪問リハビリテーションネットワーク 19. 長野県栄養士会 20. 長野県歯科衛生士会 21. 小諸市地域包括支援センター 22. 小諸市 23. 軽井沢町 24. 御代田町 25. 立科町
(2)協議会の開催
- 第1回小諸北佐久医療・介護連携推進協議会{令和5年7月13日(木)}
- 第1回小諸北佐久医療・介護連携推進協議会{令和5年7月13日(木)}
(3)事務局会議の開催
〈年間10回開催〉4/24・5/24・7/3・8/25・9/27・10/30・11/20・12/26・1/25・3/1
〈協議内容〉
1)人生会議動画作成について
2)在宅医療・介護連携の課題について(4つの場面におけるアンケート)
3)在宅医療・介護連携に関するアンケート結果について
4)多職種連携研修会の内容について
5)小諸北佐久医療・介護資源マップの修正について
6)在宅医療・介護連携のアンケート内容(案)について
7)次年度の事業内容(案)について
(4)小諸北佐久医療・介護連携推進協議会多職種連携研修会開催
①第10回口腔ケアネットワーク研修会
| 〈テーマ〉 | こんなときどうする?「介助を要する患者さんに有効な対応法の紹介」 |
| 〈開催日時〉 | 令和5年10月21日(土) |
| 〈内容〉 | 今回、誰しも突発的に遭遇する可能性のある症例を中心に、講師から経験してきた臨床の一部を講義していただきました。一人でも多くの医療従事者仲間が、この講演会中に解決の糸口を見いだすことができるように願いを込めて、実際に行った病態の鑑別法と対応法について講義していただきました。 |
②令和5年度第1回多職種連携研修会
| 〈テーマ〉 | アドバンス・ケア・プランニング(ACP)って何ですか? ~それぞれの職種の関わり方を考える~ |
| 〈開催日時〉 | 令和5年11月25日(土) |
| 〈内容〉 | 昨今、アドバンス・ケア・プランニング(以下、ACP)や人生会議という言葉を耳にすることが増えてきました。そして「ACPのやり方が分からない」と戸惑う医療介護識者の声も耳にするようになりました。そこで今回は、ACPとは何かを知り、支援者としてどうしていければいいのかを講義を通して、考えました。ACPをケアプランとリンクして展開出来たら「ACPは特別なこと」という感覚が和らぐかもしれない!そんなケアプランを基に担当者会議ができたら、人生会議はもっと身近になるかもしれない!そんな風にこの地域のケアが変わっていくことを目指しました。 |
③令和5年度第2回多職種連携研修会【予定】
| 〈テーマ〉 | ACPの実践における倫理的な課題と対応を多職種で考えよう ~職種や価値観・意見の違いの乗り越え方~ |
| 〈開催日時〉 | 令和6年3月23日(土) |
| 〈内容〉 | 第1回の多職種連携研修会で「ACPって何ですか?」と題してACPの概要やそれぞれの職種の関わり方について学びました。第2回はACPを実践していく中で起こる様々な困りごとについて、事例を通して考えていきます。倫理的な課題とは何か?それぞれの職種が感じるジレンマは何か?チーム内の意見の違いは何を軸に立て直していくか?などを、三浦先生のご指導を頂きグループワークを行いました。本研修を通して、患者・利用者の意思を尊重しつつ、最善の支援をしていくための実践的な対応策を立てることができるようになることを目指しました。 |
令和4年度協議会事業 実施報告
1. 事業内容
| 事業項目 | 事業内容 |
|---|---|
| 小諸北佐久医療・介護連携推進協議会 | 令和4年6月23日に第1回目開催(オンライン開催) 令和4年12月13日に第2回目開催(オンライン開催) 令和5年3月23日に第3回目開催(対面開催) |
| 事務局会議 | 10回開催 |
| 事務局研修会参加(オンライン) | 令和4年11月24日、令和4年12月2日 令和4年12月7日、令和4年12月14日 内容:「事業マネジメントを高めよう」 |
| (ア)地域の医療・介護の資源の把握 |
|
| (イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討 |
|
| (ウ)切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進 |
|
| (エ)医療・介護関係者の情報共有の支援 |
|
| (オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援 | 4市町の地域包括支援センターで相談支援を行った。 |
| (カ)医療・介護関係者の研修 |
|
| (キ)在宅住民への普及啓発 |
|
| (ク)在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携 | 事務局会議にて、小諸・北佐久地域での課題について検討 |
令和3年度協議会事業 実施報告
1. 事業内容
| 事業項目 | 事業内容 |
|---|---|
| 小諸北佐久医療・介護連携推進協議会 | 令和3年3月26日に第1回目開催、書面表決により第2回目開催 |
| 事務局会議 | 9回開催 |
| (ア)地域の医療・介護の資源の把握 |
|
| (イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討 | 小諸北佐久地域の在宅医療・介護連携に関する指標を収集 |
| (ウ)切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進 |
|
| (エ)医療・介護関係者の情報共有の支援 |
|
| (オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援 | 4市町の地域包括支援センターで相談支援を行った。 |
| (カ)医療・介護関係者の研修 |
|
| (キ)在宅住民への普及啓発 |
|
| (ク)在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携 | 事務局会議にて、小諸・北佐久地域での課題について検討 |
令和2年度協議会事業 実施報告
1. 事業内容
| 事業項目 | 事業内容 |
|---|---|
| 小諸北佐久医療・介護連携推進協議会 | 書面表決により第1回開催、令和3年3月26日第2回開催 |
| 事務局会議 | 15回開催 |
| (ア)地域の医療・介護の資源の把握 |
|
| (イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討 | 高齢者施設等における看取りケアに関するアンケート調査の実施 |
| (ウ)切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進 |
|
| (エ)医療・介護関係者の情報共有の支援 |
|
| (オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援 | 4市町の地域包括支援センターで相談支援を行った。 |
| (カ)医療・介護関係者の研修 |
|
| (キ)在宅住民への普及啓発 |
|
| (ク)在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携 | 事務局会議にて、小諸・北佐久地域での課題について検討 |
平成31年度(令和元年度)協議会事業 実施報告
1. 事業内容
| 事業項目 | 事業内容 |
|---|---|
| 小諸北佐久医療・介護連携推進協議会 | 6月24日(1回開催) |
| 事務局会議 | 3回開催 |
| 事務局学習会 | 令和2年1月14日開催 長野県健康福祉部医療推進課の伊藤達哉様をお招きし、「データから読み取る地域包括ケア推進について」と題し、事務局を中心に学習会を行った。 (参加者18名) |
| (ア)地域の医療・介護の資源の把握 |
|
| (イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討 | 多職種連携研修会等にて、医療・介護関係者からのアンケート及び意見を参考にし、多職種連携の課題の抽出 |
| (ウ)切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進 |
|
| (エ)医療・介護関係者の情報共有の支援 |
|
| (オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援 | 小諸北佐久地域の相談支援センター設置に向け、7月26日、諏訪市地域医療・介護連携推進センターライフドアすわへ視察(事務局中心に12名参加) |
| (カ)医療・介護関係者の研修 |
|
| (キ)在宅住民への普及啓発 |
|
| (ク)在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携 | 事務局会議にて、小諸・北佐久地域での課題について検討 |
平成30年度協議会事業 実施報告
1. 事業内容
| 事業項目 | 事業内容 |
|---|---|
| 小諸北佐久医療・介護連携推進協議会 | 6月22日・12月13日・3月25日(3回開催) |
| 地域医療専門部会 | 10月29日(1回開催) |
| 在宅医療情報共有システム検討部会 | 8月3日・10月15日(2回開催) |
| 事務局会議 | 6回開催 |
| (ア)地域の医療・介護の資源の把握 | (1)地域医療専門部会にて医療・介護資源リストの活用方法を協議、検討。
|
| (イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討 | (1)多職種連携研修会等にて、医療・介護関係者からのアンケート及び意見を参考にし、多職種連携の課題の抽出 |
| (ウ)切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進 | (1)小諸北佐久医療・介護連携推進協議会及び各部会、多職種連携研修会等にて、医療・介護連携の仕組み作りについて検討 (2)医療機関と訪問看護の連携に関するアンケート調査実施 |
| (エ)医療・介護関係者の情報共有の支援 | (1)あさまケアネットHPの更新 (2)情報共有システムの活用について 情報共有システム部会にてNet4Uの活用及びあさまケアネットの活用について検討 (3)Net4U新機能説明会の開催 (平成30年12月12日開催)(約60名の参加) (4)セキュリティ研修会について (平成30年12月12日開催)(約60名の参加) (5)小諸北佐久地域における医療情報ネットワーク(Net4U)活用についてのアンケート調査実施 |
| (オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援 | 小諸市・軽井沢町・御代田町・立科町の各地域包括支援センターに設置し、在宅医療・介護連携に関する相談支援を行った |
| (カ)医療・介護関係者の研修 | (1)小諸北佐久医療・介護連携推進協議会講演会 内容:「イキイキ健康長寿を目指して」 ~今から始めるフレイル予防~ 日時:平成31年3月17日 場所:立科町 参加人数:約67名 講師:東京大学高齢社会総合研究機構 田中 友規 先生 (2)口腔ケアネットワーク研修会 内容:「地域で食べるを支えるということ」 ~在宅支援から見えてきたもの~ 日時:平成30年9月29日 場所:小諸市 参加人数:約85名 講師:日本歯科大学教授 口腔リハビリテーション多摩クリニック院長 大学院生命歯科学研究科 臨床口腔機能学 菊谷 武先生 (3)第1回多職種連携(顔の見える関係づくり)研修会開催(ワールドカフェ形式) 内容:「他職種と薬剤師の連携について考えよう」 日時:平成30年7月26日 場所:小諸市 参加人数:約90名 (4)第2回多職種連携(顔の見える関係づくり)研修会開催(ワールドカフェ形式) 内容:「他職種と栄養士の連携について考えよう」 日時:平成31年1月30日 場所:小諸市 参加人数:約89名 (5)第3回多職種連携研修会開催 内容:「意思決定のプロセスを学ぶ」 …意思決定能力を評価するための知識と技術… 講師:東京慈恵会医科大学附属柏病院 総合診療部診療部長 三浦 靖彦先生 日時:平成31年2月23日 場所:小諸市 参加人数:約72名 |
| (キ)在宅住民への普及啓発 | (1)フレイル予防について、住民への理解を深めるため講演会 内容:「イキイキ健康長寿を目指して」 ~今から始めるフレイル予防~ 講師:東京大学高齢社会総合研究機構 田中 友規 先生 日時:平成31年3月17日 場所:立科町 参加人数:約67名 |
| (ク)在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携 | 事務局会議にて、小諸・北佐久地域での相談支援体制について検討 |
平成29年度協議会事業 実施報告
1. 事業内容
| 事業項目 | 事業内容 |
|---|---|
| 小諸北佐久医療・介護連携推進協議会 | 5月25日・8月31日(2回開催) |
| 地域医療専門部会 | 7月6日・9月12日(2回開催) |
| 在宅医療情報共有システム検討部会 | 6月19日(1回開催) |
| 事務局会議 | 6回開催 |
| (ア)地域の医療・介護の資源の把握 | (1)地域医療専門部会にて医療・介護資源リストの活用方法を協議、検討。
|
| (イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討 | (1)多職種連携研修会等にて、医療・介護関係者からのアンケート及び意見を参考にし、多職種連携の課題の抽出の検討を行う。(資料作成中) |
| (ウ)切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進 | (1)小諸北佐久医療・介護連携推進協議会及び各部会、多職種連携研修会等にて、医療・介護連携の仕組み作りについて検討をした。 |
| (エ)医療・介護関係者の情報共有の支援 | (1)あさまケアネットHPの更新(カレンダー機能の追加・情報共有ツール) (2)情報共有システムの活用について 情報共有システム部会にてNet4Uの活用及びあさまケアネットの活用について検討。 (3)Net4U活用報告会の開催 (2月21日開催)(約70名の参加) (4)セキュリティ研修会について (2月21日開催)(約70名の参加) (5)情報セキュリティチェックの実施 |
| (オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援 | 小諸・北佐久地域での相談支援体制を検討。 |
| (カ)医療・介護関係者の研修 | (1)小諸北佐久医療・介護連携推進協議会講演会開催 内容:「おだやかな人生の終わり方」 ~住みなれた地域で最期まで暮らし続けたい~ 日時:平成29年11月5日 場所:軽井沢町 参加人数:約122名 講師:長野県上田保健福祉事務所 所長 長棟 美幸 先生 (2)口腔ケアネットワーク研修会開催 内容:「知ってますか?オーラルフレイル」 ~地域で取り組む口腔機能低下対策~ 日時:平成29年11月18日 場所:小諸市 参加人数:約90名 講師:日本歯科大学教授 口腔リハビリテーション多摩クリニック院長 大学院生命歯科学研究科 臨床口腔機能学 菊谷 武先生 (3)第1回多職種連携(顔の見える関係づくり)研修会開催(ワールドカフェ形式にてグループワーク) 内容:「看取りについて考える」 (事例を通してのグループワーク) 日時:平成29年9月22日 場所:小諸市 参加人数:約145名 (4)第2回多職種連携(顔の見える関係づくり)研修会開催(ワールドカフェ形式にてグループワーク) 内容:「佐久地域の地域医療構想における多職種連携の課題」 日時:平成30年3月29日 場所:小諸市 参加人数:約110名 講師:長野県佐久保健福祉事務所 所長 小林 良清 先生 |
| (キ)在宅住民への普及啓発 | (1)住民へ在宅での看取りの理解を深めるための講演会を開催。 (場所:軽井沢町 参加人数:約122名) (2)在宅医療・介護に関するパンフレット作成、 配布(作成部数5,000部) パンフレット名 「知っておけば安心在宅医療・介護のこと」 |
| (ク)在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携 | 事務局会議にて、小諸・北佐久地域での相談支援体制について検討 |
平成28年度協議会事業 実施報告
1. 事業に関する概要
小諸北佐久医療・介護連携推進協議会では、平成25年度から平成27年度まで県の補助金を活用し、在宅医療連携拠点事業を展開してきた。
昨年度までの事業内容を活かし、平成28年度からは、小諸市・軽井沢町・御代田町・立科町の4市町の医療関係者及び介護・福祉関係者と各行政を中心に超高齢化に対応した在宅医療・介護連携に関する具体的な事業に取り組んでいる。
今年度は、佐久・南佐久地域との情報共有を目的としたシステム活用方法を中心に事業を展開してきた。
今後は、これらの体制の定着・拡大によるシステムの具現化を図るとともに,これまでの取組みを通じて対策が必要な分野に事業を展開する必要がある。
2. 事業内容
| 事業項目 | 事業内容 |
|---|---|
| 小諸北佐久医療・介護連携推進協議会 | 4月21日・9月26日・12月15日(3回開催) |
| 地域医療専門部会 | 6月13日(1回開催) |
| 在宅医療情報共有システム検討部会 | 8月9日・1月31日2回開催 |
| 事務局会議 | 7回開催 |
| (ア)地域の医療・介護の資源の把握 | (1)地域医療専門部会にて医療・介護資源リストの活用方法を協議、検討。
|
| (イ)在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討 | (1)地域医療専門部会にて、医療・介護関係者及び地域住民のアンケート結果を地域医療専門部会で在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策を協議、検討。
|
| (ウ)切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進 | (1)小諸北佐久医療・介護連携推進協議会及び各部会にて、「佐久地域における介護保険利用者等の入退院に関する医療・介護連携の仕組み(入退院連携ルール)」について説明し、活用を促した。 |
| (エ)医療・介護関係者の情報共有の支援 | (1)Net4Uを活用した佐久・南佐久地域との情報共有について
(4)情報管理の徹底についてのお願い文書を各関連施設へ配布 (5)Webサイトあさまケアネットの活用方法の検討を協議。 |
| (オ)在宅医療・介護連携に関する相談支援 | 今後、小諸・北佐久地域のでの相談支援体制を検討していく。 |
| (カ)医療・介護関係者の研修 | (1)在宅医療をはじめとした地域包括システムへの理解を深めるため講演会を8月27日開催 (場所:御代田町 参加人数:約100名) (講師:長野県佐久保健福祉事務所 所長 小林良清先生) (2)口腔ケアネットワーク研修会を9月10日開催 (場所:小諸市 参加人数:約70名) (講師:和田 ひとみ先生) |
| (キ)在宅住民への普及啓発 | (1)住民へ在宅医療をはじめとした地域包括システムへの理解を深めるため講演会を開催 (場所:御代田町 参加人数:約100名) (2)在宅医療・介護に関するパンフレットの作成(作成中) |
| (ク)在宅医療・介護連携に関する関係市町村の連携 | 「佐久地域における介護保険利用者等の入退院に関する医療・介護連携の仕組み(入退院ルール)について周知。 |
平成27年度協議会事業 実施報告
(1)多職種連携の課題に対する解決策の検討
- 小諸北佐久医療・介護連携推進協議会の運営
- 平成27年6月10日、小諸市保健センターにて平成27年度第1回在宅医療情報共有システム検討部会を開催し、多職種間での患者情報の共有と相互コミュニケーションを可能としたシステム「Net4U」導入について協議し、部会として、「Net4U」の導入を決定した。また、来年度からのシステム費用についても検討を始めた。
- 平成27年6月15日、小諸市役所にて平成27年度第1回地域医療専門部会を開催し、「医療・介護資源リスト」及び「在宅医療に関するアンケート調査」の回収状況を確認した。また、住民への啓発活動として、「認知症講演会及び看取り」についての講演会を予定していることを報告し、承認を得た。
- 平成27年6月25日、小諸市役所にて平成27年度第1回小諸北佐久医療・介護連携推進協議会を開催し、各部会(在宅医療情報共有システム検討部会・地域医療専門部会)から、協議内容を報告、承認された。また、来年度からの協議会について検討を開始した。
- 平成27年9月14日、小諸市役所にて平成27年度第2回在宅医療情報共有システム検討部会を開催し、システム導入スケジュールの確認及びシステム加入応募についての検討を行った。
(2)効率的な医療提供のための多職種連携に係る調査研究
- 多職種による研修会等の開催
- 平成27年7月16日、小諸グランドキャッスルホテルにて北佐久歯科医師会と共催で「口腔ケア」をテーマに第3回北佐久口腔ケアネットワーク研修会を開催した。研修会は、佐久市立国保浅間総合病院歯科口腔外科の奥山秀樹先生とフリーランス歯科衛生士の和田ひとみ先生にご講演をしていただいた。参加者は、約200名の参加があり、口腔ケアに係る課題などを共有した。
(3)医療・介護・保健・福祉の連携モデル(情報ネットワーク等)の構築
- ITネットワークの検討、構築
- 在宅医療情報共有システム検討部会にて、多職種間での患者情報の共有と相互コミュニケーションを可能としたシステム「Net4U」導入決定した。
平成26年度
(1)医療と介護の連携を推進する協議会の設置
- 医療と介護の連携に資する各種機関、団体等による連絡協議会の設立準備会の開催及び協議会開催
- 平成26年7月5日に平成26年10月25日の協議会設立に向けた第3回準備会を開催し、小諸北佐久医療・介護連携推進協議会規約(案)を作成した。
- 平成26年10月25日に第1回小諸北佐久医療・介護連携推進協議会を開催した。協議会の委員は、小諸北佐久医師会2名、歯科医師会1名、薬剤師会1名、小諸市介護保険事業者等連絡会1名、小諸北佐久地域の有床の医療機関5名・小諸市社会福祉協議会1名、小諸市地域包括支援センター1名、長野県佐久保健福祉事務所1名、長野県訪問看護ステーション連絡協議会1名、長野県介護支援専門員協会1名、長野県介護福祉士会1名、信州訪問リハビリテーションネットワーク1名、軽井沢町1名、立科町1名、小諸市から1名、事務局8名参加した。
また、協議会の補足機関として、地域医療専門部会、多職種連携強化検討部会、在宅医療情報共有システム検討部会の3専門部会を設置した。 - 平成26年12月2日に第2回協議会を開催した。
- 平成27年2月23日に第1回地域医療専門部会を開催し、医療・介護リスト調査票及び在宅医療に関するアンケート調査票の確認作業を協議した。
- 平成27年3月4日に第1回在宅医療情報共有システム検討部会を開催。
多職種連携における情報共有システムの検討及びICTシステムの活用方法について協議した。 - 平成27年3月24日に、第3回協議会を開催し、平成26年度のまとめと来年度に向けた委員間の共通認識を深める目的として、協議会委員でもある長野県佐久保健福祉事務所所長より「在宅医療及び介護の最近の動向」についてミニ講演会を開催した。
(2)医療及び介護に係る多職種を対象とした在宅医療連携拠点整備に関する研修会等の開催
- 平成26年6月19日に北佐久歯科医師会と共催で「口腔ケア」をテーマに第1回北佐久口腔ケアネットワーク研修会を開催した。研修会は、北佐久歯科医師会の木村宗雄先生と小諸市高齢福祉課の小山歯科衛生士さんにご講演をしていただきました。参加者は、60名の参加があり、口腔ケアに係る課題などを共有した。
- 平成26年7月5日に第2回医療・介護連携研修会を開催した。医療法人アスムス理事長の太田秀樹先生に「地域包括ケア時代の在宅医療~多職種協働と地域連携」と題しご講演をしていただいた。参加者は、120名の参加があり、「地域包括ケアの真の意味」「地域包括ケアにかかる住民のニーズ」をふまえた地域包括ケア推進にかかる様々な課題を模索することができた。
- 平成26年10月25日に小諸北佐久医療・介護連携推進協議会設立総会記念講演会として第3回医療・介護連携研修会を開催した。研修会は、オレンジホームケアクリニックの紅谷浩之先生に「在宅医療推進のための地域における多職種連携」をテーマにご講演をしていただいた。参加者は、110名の参加があり、利用者の視点に立って切れ目のない医療及び介護の提供体制を構築していくにはどのような課題があるのか、また、その解決のヒントを共有することができた。
- 平成27年2月21日に北佐久歯科医師会と共催で「摂食・嚥下」をテーマに第2回北佐久口腔ケアネットワーク研修会を開催した。研修会は、「誤嚥性肺炎の予防-口腔ケアと摂食嚥下リハ-」・「魅力的な自分を作る~自分を知ることのメリット~」と題し、藤田保健衛生大学医学部 松尾浩一郎教授とトータルヒューマンサポートセンター代表 心理相談員 斎藤美姫先生によるご講演をしていただきました。参加者は、約230名の参加があり、「摂食・嚥下」に係る課題などを共有した。
在宅医療情報ネットワーク整備に関する調査研究
- 平成26年1月21日に「ICTシステム(在宅医療情報共有システム)機能説明会」を行った。参加者は、医師を始め医療関係者・福祉関係者が出席し、ICTを活用するにあたっての情報共有の必要性を確認できた。
平成25年度
(1)医療と介護の連携を推進する協議会の設立準備
- 医療及び介護に係る多職種を対象とした在宅医療連携拠点整備に関する研修会等の開催
- 医療・福祉・行政関係者を対象として、平成26年3月29日に小諸厚生総合病院で「顔の見える関係づくりと連携」をテーマに第1回医療・介護連携研修会を開催した。参加者は、115名の参加があり、在宅医療に係る課題などを共有した。
- 医療と介護の連携に資する各種機関、団体等による連絡協議会の設立準備会の開催
- 平成25年12月25日に設立準備会の事務局会議を開催し、平成26年2月25日に第1回小諸北佐久医療・介護連携推進協議会設立準備会を開催した。
準備会の委員は、小諸北佐久医師会から2名、歯科医師会から1名、薬剤師会から1名、小諸市介護保険事業者等連絡会から1名、小諸市社会福祉協議会から1名、小諸市地域包括支援センターから1名、軽井沢町から2名、御代田町から2名、立科町から2名、小諸市から1名、小諸厚生総合病院から1名、事務局8名参加した。
準備会会議の目的は、協議会設立に向けた規約作りを中心として開催された。
また、ミニ学習会、委員のそれぞれの立場から発言があり、活発な意見交換ができた。